輸出企業のほとんどがもうとっくにグローバル企業であるのに、
「円高になると日経平均が下がるというアルゴリズム」には納得ができない。
今回のドラギ発言をきっかけにした下げを日米で比較すると、
米国はほとんど下げていないの比べ、
日本は下落率が大きい。
副島隆彦説(日経平均12,000円説だっけ?)などあることも知っているけれど、
ひょっとして、為替センシティブなアルゴリズム
「円高になると日経平均が下がるというアルゴリズム」
というのが、
証券会社における自己取引部門の自動売買プログラムや
人間による売買に、大きな影響・実行力を及ぼしているとしか思えない。
とは言っても、
こういう風に感情・思考でトレードしたら
勝ち目は薄くなるのがほとんどであって、
市場が落ち着くまで様子を見るしかない。
*
ずいぶんと昔に、
カブコムの臼井さんにメールで
「円高になると日経平均が下がるというアルゴリズム」
というので自動売買の仕組みをこしらえて欲しい、
などとお願いしたことがある。
カブコムの自動売買には、
たとえば逆指し値など、いくつかには特許による保護がかかっていて。
ということは逆に「円高になると日経平均が下がるというアルゴリズム」
による自動売買プログラムが、カブコムユーザー側には存在しないということは、
「円高になると日経平均が下がるというアルゴリズム」を利用した
自動売買プログラムが、どこかの誰かの手によって特許申請されている可能性が高い。
そこで、これを精査して売りものにするのが面倒くさい場合には、
「じゃ、俺たちだけで利用する内部プログラムにしちゃえ」
となるのが、普通である。
売りものでなければ、特許は無関係だからだ。
少なくとも、オイラの調べている「小売業の期限切れアプリ」だとそーなる。
(日経新聞に、専門弁護士の見解が出たことがある)
*
しかし、為替にほとんど反応しない日経平均先物ってのも、
オイラは経験して知っている。
その影響を上回る好材料が潜んでいる場合に、そーなるのだ。
こうなったら、
日銀の黒田節に期待するしかない。
たのむ、なんかオモロイこと言ってケロ。