キリンのビール販売量が一番搾り・年末商戦好調で21年ぶり＋へ

[TAROSSAさん]

キリンビールは、2015年１～11月のビール販売数量が前年同期比0.9％伸びたそうです。

年末商戦も好調に推移しており、年間で前年を上回る見通しとなったそうです。

同社のビール販売量が前年を上回れば1994年以来、21年ぶりで、主力の「一番搾り」に経営資源を集中投入したのが功を奏した格好となりました。

 

一番搾りは4.5％増と好調が続いており、今春に発売した地域密着の限定商品も販売の伸びに寄与したようです。

同社のビールシェアは下落傾向が続いてきましたが、2015年は前年を上回る販売計画を立て、広告販促費を大幅に積み増して拡販につなげたそうです。

 

１～11月は２％減だったアサヒビールは年末商戦での巻き返しを狙っているようです。

 

サントリービールは４％増で、９月に発売した「ザ・モルツ」は年内に300万ケース（大瓶20本換算）を達成する見通しだそうです。

 

11月に販売を伸ばしたサッポロビールも１～11月で前年を上回ったそうです。

 

サントリーの大型新商品投入などでビール各社の販売競争は激化していますが、2015年の全体販売量は前年比で微減になる見通しだそうです。

 

ようやく底が見えてきたんでしょうかね。

 

2503：1,731.5円、　5857：1,856円、　2501：544円