セイコーエプソンは、6つの関節を備えた産業用ロボット「Nシリーズ」を2016年5月に発売するそうです。
世界で初めて腕が折り畳める方式を採用し、腕の移動軌道が短くなるため作業速度が従来の6軸ロボットより3割速いうえ、設置に必要な面積は4割少なく済むそうです。
自動車や医療向けの精密部品の組み立て工程での利用を見込んでおり、想定価格は200万~250万円程度で年間2000台の販売を目指すそうです。
腕の上部を平行に重ねてたためる構造で、設置に必要な面積は奥行き・幅それぞれ60センチメートルで済むそうです。
人が作業するのに必要な広さとほぼ同じ広さなので、工場のレイアウトを大きく変えずに作業を自動化できるとのことです。
20マイクロメートルの誤差で部品をはめたり、ネジ締めをしたりでき、高精度な製品を作るメーカーや人件費の上昇に悩む新興国の工場などに売り込むそうです。
エプソンというとプリンターのイメージですが、産業用ロボットも作っていたんですね。
知りませんでした。
6724:1,884円