先ずは、今回テロの犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りします!
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フランスで起こった同時多発テロは、今のところ推測でしかありませんが
首謀者はISISではないかと言われています。
何故なら、ISISのジハード主義者にはヨーロッパ出身者が多く
そのうちの約半数を占めるフランス人が、母国へ入国することは容易だからです。
従って、彼等が帰国してテロを起こす可能性は、以前から危惧されていた様で
ある意味、テロ対策を怠った結果起こった事件だとも言えそうです。
しかしこうしたテロが他国に波及しないとは限りませんから
金融市場でも、欧州を中心に不安が広がると思います。
ところで、以前から重大な金融不安以外の世界同時株安は買い場だと言い続けて来ましたが
その中には勿論、テロや一部地域の戦争・内戦なども含まれます。
(改めて書くと、「戦争・内戦・テロ・大災害・伝染病・核問題」等が該当します)
また明日の東京株式市場は、NY市場の下落を受け大幅なGDスタートになりそうですが
さらにテロの影響を考えると、一時的かも知れませんが、特に欧州関連銘柄の株価が気になります。
一方、極めて悪い地合いでは、しばしば話題の材料株や
最近噴火して鎮火したばかりの材料株に資金が向かうことが良くあるので
朝の気配値を見てinする戦術もありだと思います。
例えば先週末に賑わった自動運転や小噴火で終わった医療ロッボト関連
或は完全に鎮火した土木(地盤強化)関連などがそうです。
さらには好業績銘柄が連れ安したところも狙い目でしょう。
他人の不幸に付け込んで金儲けを考えるのは、甚だ心苦しいのですが
株式相場は弱肉強食の世界なので、時には心を鬼にすることも必要だと思います。