タカタの欠陥エアバッグ問題をめぐり、タカタ製の主要部品を採用したエアバッグの使用中止検討を表明する自動車メーカーが相次いでいるようです。
ホンダに追随した動きで、タカタは厳しい立場に追い込まれそうです。
タカタ製の硝酸アンモニウムを使ったエアバッグ起動装置を採用しない方針に言及したのは、ホンダのほかに、三菱自動車、富士重工業、マツダだそうです。
富士重工業の吉永社長は5日の決算発表で「今後、発売する新型車ではタカタ製のインフレーターは使用しない方向で検討している」と表明し、マツダも同日の決算発表で丸本副社長が「タカタ製のエアバッグ主要部品は、現在、開発中の車では採用しない方向で検討している」と述べたそうです。
三菱自動車も新規車種を導入する際に、タカタ以外の他社の製品に変更する方向で検討しているようです。
各社は、理由について、タカタが米運輸省から制裁金を科されたことや、不具合の詳しい原因が不明であることなどを挙げているそうです。
これだけ不採用を表明されると、タカタの業績にもかなり影響してくるでしょうね。
7312:889円、 7267:3,956円、 7211:1,075円、 7270:4,840円、 7261:2,410円