kabukabumanさんのブログ
ブログ
中国株に暗雲(ヘッジファンドの摘発で)
中国版QE政策が功を奏し、中国本土株は暫く上昇トレンドを維持出来ると考えていましたが
先日、著名なヘッジファンドに対し、インサイダー取引及び相場操縦の容疑で
公安当局が強制捜査に乗り出した様です。
その他、中国人民銀行を初め、深セン取引所、上海証券取引所など
合計31機関でも立入検査が行われるとのこと。
また各証券会社も当局の監視下にあるため、ディーリング業務が制限され
積極的な経営活動が出来ない環境が続いている様です。
さらに今回代表的なヘッジファンドが摘発されたことで
他のヘッジファンドが手仕舞い売りを加速させる可能性があり
中国本土市場の売り圧力が高まることが懸念されています。
一方、習近平主席は5ヵ年計画の中で、GDPの伸び年率7%を維持出来ると発言していますが
世界の市場は4~5%が妥当、場合によっては2~3%まで落ち込むという見方をしています。
しかしそれはある意味自然の流れであり、問題は米国、欧州、日本などの先進国経済が
どこまでカバー出来るかにかかっていると思います。
米国の利上げが中国経済が抱える時限爆弾のスィッチをONにしなければ良いのですが。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。