昨夜のNY市場はG.Eの好決算が手掛かりとなり連騰しましたが
今のところ総じて主要企業の決算は今一つだと思います。
先日のG.Sもそうでしたが、冴えない決算でも株価が上昇している理由は
事前予想よりマシだという投資家心理が働いた様な気がします。
所謂、悪材料出尽くしというパターンですね。
もしそうだとすれば、NY市場の株価予想を上方修正する必要があるかも知れません。
しかし経済指標は相変わらず強弱まちまちなので
年内利上げ予想も限りなく五分五分の状況です。
つまり疑心暗鬼相場は少なくとも年末まで続く可能性が高く
ニュートラルに構えて置くのがbetterではないかと思います。
*ニュートラル=常にキャッシュを50%以上温存して置く、ヘッジする、トレードを休む・・等
ゼネラル・エレクトリック(GE:第三四半期) ○
EPS:予想26¢ ➡ 結果29¢
売上高:予想286.6億ドル ➡ 結果290億ドル
(ブルームバーグ 2015/10/17 06:52 )
16日の米国株相場は続伸。予想を上回る決算を発表したゼネラル・エレクトリック(GE)が7年ぶり高値を付け、相場全体を牽引した。S&P500種株価指数は週間ベースでは5月以降で最長の連続高。
株式相場は今夏の下落局面からの戻りでこれまでに超えられなかった水準を上抜いた。
ただ、牽引役は今月に入って好調なエネルギーや素材、産業株ではなく
ヘ ルスケアと消費関連株となった。GEは3.4%上昇し、2008年9月以来の高値。
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ところで最近相場予想が見事に外れまくるので、先物の売買を控えていましたが
週明けCME(18365円)に鞘寄せして寄り付く様なら、久しぶりに売り建ててみようと考えています。
理由はG.S、ABNアムロ、野村が足並みをそろえる様に
日経平均の18375円以上は売りと考えている節があるからです。
昨日の日経平均も、高値18397円から跳ね返されており
単なる偶然ではないという印象を受けました。
まあ当たるも八卦当たらぬも八卦の様な話ですが、まだまだ難解な相場が続きそうですね。
因みに、米国の年内利上げの可能性は五分五分。
日銀が追加緩和に踏み切る可能性も五分五分。
こうした重要なイベントの予想が「五分五分」というのは
投資家にとって最大の敵だと思います。 (^_^;)