日経平均のチャートを見てお気付きの方も多いと思いますが
今日の日経平均株価は、大量の引け成り買いによって、大引け直前に72円上昇しています。
原因は日経平均寄与度上位銘柄に、大量の成り行き注文が発生したためですが
裁定取引にしては、現物市場と先物市場に殆ど価格差が無かったので少々疑問が残ります。
何れにしても、大引け直前の+72円が実需買いで無いことだけは確かだと思われるので
明日は安く寄り付く可能性がありそうです。
以下は、日経平均株価寄与度上位20銘柄の、引け成り買い数量と出来高合計に占める比率です。
(引け成り買い数量:単位株) (出来高合計に占める割合:単位%)
①ファーストリテ 156,000 25.7
②ファナック 205,000 15.1
③ソフトバンク 826,000 8.5
④京セラ 375,000 29.0
⑤アステラス製薬 1,298,000 18.7
⑥セコム 190,000 22.9
⑦ホンダ 712,000 14.9
⑧エーザイ 268,000 16.7
⑨トヨタ 787,000 10.9
⑩TDK 183,000 18.9
⑪ダイキン 219,000 17.0
⑫東京エレクトロン 193,000 13.6
⑬日東電工 234,000 18.1
⑭信越化学 239,000 22.3
⑮キャノン 481,000 15.1
⑯テルモ 478,000 30.8
⑰武田 333,000 16.9
⑱花王 292,000 22.0
⑲デンソー 257,000 14.5
⑳KDDI 1,504,000 21.1