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来るか?円高
NY市場は連騰ですが、日米ともにショートカバーを原動力とした反騰だと考えています。
しかもこのタイミングで空売りを解消させる必要があるのは、8月以降相場を暴落へと追い込んだ
グローバルマクロ系ヘッジファンドとCTAしかないと推察しています。
特に東京市場ではABNアムロとニューエッジがこれらのヘッジファンドに強く関わっていますので
両社の先物・オプション手口は引き続き要監視だと思います。
ところで米国の年内利上げ予想は3割程度にまで低下し、ドルは売られていますが
利上げに踏み切ったとしても、過去の経緯から為替は円高に振れる傾向があります。
2018年3月期決算では、1ドル120円で国内輸出企業は2桁の伸びが可能だと言われていますが
120円割れの水準は企業の通期業績見込みを慎重にさせるだけでなく
さらに円高が進めば下方修正も視野に入るため、直近の円相場の推移には特に注目したいと思います。
下図は9/29までの、投機筋による円建て玉の推移を示していますが
ショートポジション(ロングとショートを差し引いた残高)の小さい点が気になります。
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