を、元新聞記者・作家だった森さんが、スペイン酒場で貸してくれた。
というか、読めと言われたのだった。
平素から、副島隆彦などの論説をヒイキにしているオイラの発言を、
危ないと思ったのかも知れない。
そりゃぁ、元佐賀新聞の新聞記者として表舞台にいて、
真面目な熱血漢だった彼からしたら、
裏舞台で耐えに耐えてきた副島節に、
何か得体の知れない空恐ろしさを感じたのかも知れない。
というわけで、他にも読みたい書籍が山積しているのだけれど、
その合間を使って、一日一章ほどのペースで読んでみる予定でいる。
★「増補版 現代政治の思想と行動」
丸山真男著 未来社
今、箱を見て題名を書いていたら、
その中から森さんの書いたメモが出てきた。
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元祖SHINSHIN様
お元気の事と思います。
小生も相変わらずです。
本著は、政治学を習う者、政治に関わる人にとっては
必ず読んでおくべき著書です。
バイブルとでも言っておきましょう。
貴殿は、問題意識が高い人だと思い、
ご一読されたらと思い・・・・・・。
既読であればお許しを。
三分の一の政治家は読んでいません。
お返しはいつでもいいですよ。
毛利拝
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これはもう、オイラは釘を刺されたも同然だ。
読まないとイカン。。
ところで、思想書や哲学書を苦手としているオイラは、
とりあえず、とある現代思想の初心者本を読んだ事がある。
その書籍の冒頭で、思想書における表現の文体トリックを暴いて、
世界的に、文体の流れを変えただろうと推測される、
とある活動をした団体があるのを知った。
そしてこの流れは、小林秀雄や小説界にも波及した。
そんな風に想像できることだ。
けれども、この詳細はまた別の日に書いてみる。
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こういう昔ながらの硬い文体で書かれた書籍を読んでみるにあたって、
そのまま読み出しても窮するかも知れない。
そこでまず、ネットで丸山眞男の評価を当たってみた。
いろいろな批判が書いてある。
そんなことも頭の片隅に入れながら、読んでみようと思う。
PS:伏せ字になってしまった箇所は、
聖書という言葉をカタカナ英語で書いた単語です(呆)
リモネンさんも、真っ青ですな。。