kabukabumanさんのブログ

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曲がり屋の「今週の雑感と来週以降の相場予測」

今週の東京市場は、直近安値から3営業日で半値戻しをほぼ達成し

NY市場も好調な第二四半期GDPを受け大幅に反発しました。


ダウ➡+1.1% ナスダック➡+2.6% SP&500➡+0.9%


また7月度の米消費支出は6月に比べ+0.3%とういう結果でしたが

自動車の購入が伸びたことが大きな要因だそうです。(自動車業界は要監視ですね)


因みに米国では消費支出がGDPのおよそ三分の二を占めており

経済成長の柱となるだけに、今後も引き続き注目したいと思います。


ただ昨夜はフィッシャーFRB副議長の、9月利上げを否定しないという発言や

セントルイス地区連銀のブラード総裁が9月利上げを支持すると表明したことから

NY市場は乱高下し、投資家の不安心理が充分改善されていない印象が窺えます。


株式市場が落ち着きを取り戻したにも関わらず

VIX指数が26.05と高止まりしているのもその証拠で

同指数が20を下回らないと、積極的な買い手は現れ難いと思われます。


一方中国では年金基金が2兆元(3130億5000万ドル)を株式等の資産購入に充てるとしており

来週の上海総合指数は、週末の勢いを引き継ぐ可能性が高そうです。


しかしNY市場も東京市場も、ここからさらに株価が上昇する材料は見当たらないため

来週以降のNY市場は利上げ情報、東京市場は円相場が大きな鍵を握る様な気がしています。


米国の利上げが決定されるまでは「押し目買い・戻り売り」というスタンスが無難かも知れません。



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