実践アドバイスで推奨するETF に通ずる考え方があり、
自信を深めました。(みん株 良心的だ。)
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【矢口新】NISAに最適な銘柄とは…? 《実は難しい》
8/4 11:08
こんばんは、
投資の学校の矢口新です。
本日は、
多くの人が活用するようになった
NISAに適した株式銘柄について
考えてみたいと思います。
そのために、まずは
NISAを利用するなら知っておきたい
長期投資に関する知識をお伝えします。
長期投資と聞くと、
なぜか安心感がありますが
実はそうでもないのです。
先日不正会計で話題になった
東芝を例に出して説明しましょう。
「特設注意市場銘柄に指定されるのが
起こりうるシナリオで、違和感がない」
7月28日の定例会見で
日本取引所グループの清田瞭CEOが、
不正会計問題が起きた東芝についてしたコメントです。
「特設注意市場銘柄」とは、
売買はこれまで通りにできるが、
投資家に注意を促すものです。
なぜあれほどの問題を起こしたのに
上場廃止にならないかというと、
一つは、東京証券取引所には投資家保護の観点から、
上場廃止を前提にした措置を取らない規則があるからです。
清田氏は
「(上場廃止のおそれがある)監理銘柄入りはありえない」
と述べました。
東証は、東芝に内部管理態勢の改善を求め、
約9千万円の違約金も請求する見通しです。
また、東芝が
JPX日経400指数の構成銘柄から
除外される可能性も示唆しました。
東芝といえば
国内では知らない人はいないほどの
名門企業です。
ところが、
そういうところに長期で投資しているからといって
必ずしも安心かというと、
そうでもないことがわかると思います。
一般の個人投資家の中では、
短期トレードよりも、長期投資の方が
リスクは少ないと考える人もいます。
ところが、実は
長期投資のリスクは
一般に考えられているよりも大きいのです。
ここで長期ということで、
随分前の例を出してみましょう。
過去には、
長期信用銀行や、日本債券信用銀行、
山一証券といった超一流企業が破綻しました。
これらは、
もともとピカピカの銘柄だったのですが
そこから破綻までほんの数年でした。
さらに、同じ頃には、
いくつかの生命保険会社も破綻しています。
それ以降も、
JAL、そごう、エルピーダメモリ、
武富士、東食など、業種を問わず破綻しました。
また破綻しないまでも、
日本を代表していた企業の赤字転落は、
枚挙に暇がありません。
東電も破綻こそしていませんが、
福島第1原発事故に伴う賠償費用だけで
約7兆円にもなるのですから、
政府の庇護あってのゾンビ企業だと言えます。
そして、この7兆円という金額は、
消費増税による税収増を
全部充てても足りない金額です。
電気代の値上げや計画停電を加えると、
東電がどれほど日本経済の足を引っ張ったのかの
試算を見てみたいくらいです。
さて、ここまで見てきたところで、
長期投資には予期しないような
スキャンダルが起こる、
そういうリスクがあるということが
わかりました。
そうすると、NISAのような
長期保有でこそメリットを享受できるような投資では、
どの銘柄を選んで良いのかが、
実のところ非常に悩ましいのです。
つい先頃までは、東芝なども
投資物件の候補から外れることはなかったと思いますが、
「特設注意市場銘柄」として、
投資家に注意を促すものとされてしまうのが現実です。
ここで一つ興味深いことがあります。
それは、東芝が
JPX日経400指数の構成銘柄から
除外される可能性が示唆されたことです。
なぜかこれが興味深いのかというと、
JPX日経400連動のETFを保有していれば、
これまでは自動的に東芝もわずかながら保有していたけれど、
今後は東芝に代わって、
収益力の高い新銘柄を保有することになるからです。
以上のことから私は、
NISAのような長期保有には、
JPX日経400連動のETFが
最も比較優位のある銘柄だと見ています。
あくまで参考程度にですが、
長期投資を検討するときには
ぜひ今日の話を思い出していただけると
嬉しく思います。
それでは、
本日はこの辺で。
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
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