長期投資を行う傍ら、短期スイングや先物に手を出す自分が言うのは筋違いかも知れませんが
株式投資に於ける最大の魅力は、やはり長期投資にあると思います。
但し、長期投資は企業の成長に投資する訳ですから、非常に長い期間(時間)を要します。
一方、短期投資は時間よりも需給を優先することで
限られた資金を最大限に有効活用したいという発想に基づいていますが
ギャンブル性が高まるため、対投資効果は知識・経験・売買技術等に左右され易くなります。
また投資スタイルは資金量によって変わる(変える)という考え方も成り立ちます。
つまり資金規模が大きければインカムゲインだけで安定収入を得ることも可能ですし
ローリスクであるバリュー投資やグロース投資といった長期投資が益々有効になります。
無論資金量が少なくても、定期預金のつもりで地道に資産運用を行うのであれば
やはりバリュー投資やグロース投資がお勧めです。
そこで、長期投資の魅力を再確認するために、東洋経済社がまとめた
「2000年以降の15年間で時価総額が10倍以上になった銘柄」を転載します。
既にご存知の方も多いと思いますが
これらの銘柄群にはまだ割安な銘柄も含まれており
2016年第一四半期の業績や、今後の成長性を加味して再分析すれば
案外「お宝銘柄」が発掘出来るかも知れません。
少なくともこうした資料は出来るだけ有効に活用したいものです。


(追伸)
これらの銘柄の中には、例えば元大証単独上場銘柄であったものが
東証との合併によって需給が一気に改善したケースもありますので
特異的な理由がないかどうか、各企業のHPで必ずご確認下さい。