米国の個別決算を見ると、為替差損が収益率をかなり低下させていますが
市場が比較的好決算だと捉えている理由は
企業が業績予想を低めに公表しているからではないでしょうか。
今後利上げが実施され、ドル高がさらに進めば為替差損が拡大し
株価の頭を押さえることになりかねません。
その結果対ドル円安は限定的となり
東京市場は改めて内需主導型が鮮明になるのではないかと考えています。
また8月は四半期決算を参考に銘柄を入れ替える時期でもあり
個人的には「国策」「内需」「郵政3社の上場」をキーワードに
外部要因の影響を受け難い(円安に期待しない方向で)銘柄を選択したいと思います。
因みに、再びTPP関連銘柄を取り上げるかどうかは
最終合意に向、新たな動きが見えてから考えるつもりです。