元祖SHINSHINさんのブログ
「荻原魚雷」
行きつけの書店で「荻原魚雷」を初めて目にしたとき、
「新宿鮫」のタイトルを初めて目にしたときのことを思い出した。
「新宿鮫」と同じくらいオモロイ小説なのだろうかと思ったら、
それは著者の名前だった。
★「書生の処世」
荻原魚雷(オギワラギョライ)著 本の雑誌社 1,500円+税 2015.6.25.初版第一冊
帯にはこう書いてある。
「ひまさえあれば本を読み、ひまがなくても本を読む。
アメリカン・コラムに私小説、ノンフィクションからマンガまで。
どんな本にも生きるヒントがある ~自由にたのしく暮らすには~」
荻原魚雷は、飲んべえだ。
かつ、フリーライターを25年間やってきたという。
そんな自分をダメネコっぽく表現しながら、
(そういうところが、読んでいて心地よかったりする)
古本を読みあさるのが大好きで、
とくにエッセーやコラム集をよく紹介している。
浅岡久志編訳「ユーモアスケッチ傑作展 全三巻 早川書房」
というのに興味を持った。
この中に、『小説とも随筆ともつかぬ短文』というものが、
無数に散りばめられているらしい。
(同書 P.176にて)
ところで、古本を買うとなるとそれは思いのほか高く、
(8,000円とかするものもあるのだという)
なので、最近ではキンドルでの入手を試みているという。
*
「シャイニング」の後に、荻原魚雷を読んだ。
「シャイニング」の父親役ジャックは酒乱で、荻原魚雷は飲んべえだ。
なのでオイラも、ちょいと一杯引っかけて、
お次は「ドクター・スリープ」に取りかかるとしよう。
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