米シェール開発の失敗などの巨額減損で前期の2015年3月期連結決算で16年ぶりの最終赤字に転落した住友商事の株主総会が開催され、中村邦晴社長は株主に対して「多大なご心配をおかけして申し訳ない」と陳謝したそうです。
その上で、大型投資の意思決定プロセスやリスク管理態勢の見直しによる「構造改革と成長戦略を着実に進め、再び成長軌道に戻したい」と早期の業績回復を公約したそうです。
また、最終利益順位を近年相次ぎ下げているとの指摘に「やるからには3位に甘んじるつもりはなく、いつかベストな会社にしたい」と意気込みをみせたそうです。
総会は、株主1420人(前年は837人)が出席し、2時間2分(前年は1時間7分)だったそうです。
やはり株主の関心が高かったようで、出席者も時間もかなり増えていますね。
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