2014年3月期に3年ぶりに黒字に回復したことを受け、2014年4月に役員報酬のカット割合を緩めたためで、2015年3月期は2223億円の最終赤字に転落したため、2月にカット割合を再び拡大しており、2016年3月期の総額は再び2億円台に減る見込みとのことです。
23日に開く株主総会の招集通知で明らかにしたもので、シャープは2012年3月期には取締役11人に4億6200万円を支給していましたが、経営危機に陥ったことから2012年2月に役員報酬カットを始め、2012年10月〜2014年3月は最大55%カットし、2013年3月期には18人に2億9500万円、2014年3月期は16人に2億4500万円まで減らしたたそうです。
2014年4月にカット割合を最大36%へ緩めましたが、今年2月、最大55%に戻したとのことです。
高水準といっても一人当たりにすると、約2400万円なので、他社に比べてもそんなに高いとはいえないかもしれませんね。
単純比較はできないでしょうが、取締役13人の総額はゴーンさん一人分の3分の1にも及ばないですね。