自動車部品メーカーのデンソーは、７月から３カ月間、定時の出社時間を１時間早める「朝型勤務」を実施するそうです。
愛知県刈谷市の本社に勤める約１万3000人が対象で、非効率な残業を減らし、家族との時間を増やす効果などを狙っているようです。
同様の取り組みは、トヨタ自動車グループでは初めてとのことです。
デンソーの定時勤務は午前８時40分から午後５時40分で、早朝勤務を促すため、従来有料で提供していた従業員向け食堂の朝食を午前７時からの30分間無料にするそうです。
また、午後９時55分まで認めていた残業を８時以降は原則禁止にするそうです。
営業や経理、技術開発部門などの従業員を対象とし、工場など生産現場の社員は除くそうです。
同社の１カ月の平均残業時間は約28時間で、同社は「限られた時間の中で高い成果を追求する働き方への変革を進める」と説明しており、効果が認められれば、期間の延長や対象社員の拡大などを図る考えだそうです。
午前7時40分からの始業はちょっとしんどいですね。
ただ、東日本大震災直後の夏は節電のため始業時間を早めたり、土日出勤平日休みを実施していた企業もけっこうありましたが、最近はあまり聞かなくなりましたね。
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