ベネッセが個人情報流出の影響で通信教育会員94万人減と大赤字

[TAROSSAさん]

ベネッセホールディングスは、「進研ゼミ」など国内の通信教育講座の会員数が４月時点で前年同月より94万人減って271万人になったそうです。

昨年７月に発覚した個人情報の大量流出の影響が出たようです。

 

併せて発表した2015年３月期の純損益は、107億円の赤字（2014年３月期は199億円の黒字）で、通期の純損失は1995年の上場以来初めてだそうです。

会員の減少に加えて、情報流出への対策などで306億円の特別損失を計上したことも響き、会員に金券を贈るなどのおわびに200億円、情報セキュリティーの強化に60億円を費やしたとのことです。

売上高は前年比0.7％減の4632億円、営業利益は18.4％減の292億円だったそうです。

 

2016年３月期の売上高は前年比0.9％減の4592億円、営業利益は53.8％減の135億円、純損益は38億円の黒字を見込むそうです。

 

新たな通信教育の道を模索しているようですが、約４分の1もの会員を失ったことは今期にも大きな影響を及ぼしますね。

 

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