中国で20日から上海国際モーターショーが開かれるのを控え、トヨタ自動車は上海で19日、中国市場向けに中国国内で開発したセダン型の新型ハイブリッド車(HV)2車種を発表したそうです。
2車種は主力車のカローラとレビンのHVで、トヨタが2013年に江蘇省常熟に設立した研究開発拠点で開発したそうです。
生産だけではなく開発を海外で現地化したHVはトヨタとして初めてで、今年秋ごろの発売予定とのことです。
大西専務役員は「(トヨタ社内で)中国市場への注目度は非常に高い」と語ったそうです。
トヨタは2014年、中国での新車販売台数が同社として過去最高の約103万台を記録しましたが、フォルクスワーゲンなど欧米勢には大きく差をつけられているそうです。
中国政府が大気汚染対策に力を入れる中、トヨタは開発・生産の現地化によって中国人の好みに合ったHVをより低価格で市場に投入し、巻き返しを図るようです。
日本への逆輸入はあるんでしょうかね。
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