JR東日本と西日本は、3月14日に長野―金沢間が開業した北陸新幹線について、3月中の乗車実績を明らかにしたそうです。
延伸区間である長野―金沢間以西と東京―長野間のそれぞれ一部を調査し、平均乗車率は49%と62%だったそうです。
JR東日本の冨田社長は本日の会見で、長野以東の輸送人員は前年の約2倍になったとして、「とても好調だ」と述べたそうです。
北陸新幹線の運行は、東京―上越妙高がJR東日本、上越妙高―金沢はJR西日本が担当しており、両社が別々の区間で調査したそうです。
JR西日本は上越妙高―糸魚川間で調査しており、最速型「かがやき」の平均乗車率は56%、停車駅の多い「はくたか」は43%で、利用者数は49万人だったそうです。
JR東日本は高崎―軽井沢間で調べ、「かがやき」が63%、「はくたか」が71%で、東京駅と長野駅を結ぶ「あさま」は53%だったそうです。
利用者数は約90万人で、前年同期の約1.9倍だったそうです。
「かがやき」と「はくたか」には専任の客室乗務員が付く最上級座席「グランクラス」がそれぞれ18席あり、その乗車率はJR東日本、西日本管内とも70%を超え、同様の座席を持つ東北新幹線の約50%に比べても高いそうです。
ゴールデンウィークは既に一部列車が満席で、「かがやき」を最大1日8往復増やすとのことです。
平均乗車率が49%でも好調といえるんですね。
事前の報道ぶりを見ていて、もっと高いのかと思っていました。
9020:10,300円、 9021:6,569円