イトリコナゾールは薬物相互作用が実に多彩で、
すでに医療用医薬品(処方薬)を服用している患者には、かなり使いづらい薬品だ。
従って先日の医師との診察では、
医療用医薬品を服用していないことが、
治療にゴーサインを出す必要条件だった。
次の問題として、
イトリコナゾールが肝障害をもたらしやすいことが挙げられる。
オイラには、病院時代での若いころからの飲酒が祟って、
アルコール性肝障害がはっきりとあった。
だが、ドラッグストアに転職してナンパオを服用するようになってから、
この肝障害は、完全に沈静化している。
ただし、医薬品による肝障害を軽減する力を、
ナンパオは必ずしも有していないことを、職務上の経験より知ったので、
(強力な抗うつ剤による肝障害が、ナンパオやウコンで軽減できなかった例)
イトリコナゾールで肝障害が起きた場合、ナンパオが勝てない懸念があった。
医師は、こうしたイトリコナゾールの有する元々の特性から判断して、
パルス療法第1クールが終了したら診察に来るように申し添え、
更にオイラはナンパオの脆弱性を考慮したから、
オイラはこの診察に関して納得したわけだ。
しかし、今のところ体調は好調だ。
血液検査をするまでもなく、肝機能は順調キープと思われる。
なので、医師の診断を仰がなくってもイイのではないかと思うのだが、
医師に言われたことを無視した結果、
医師からの心証を悪くし、次回のイトリコナゾール処方を拒まれたらつまらないので、
月曜日に診察に行く予定だ。
*
肝心な爪の状態は、
明らかに変化があった。
いちばん具合の悪かった右足の親指・小指の爪を除くと、
他の指の爪はすべて、
爪の生え際部分から上段にかけて、白に近い乳白色を取り戻しつつある。
マニキュアでも施したかのようだ。
PS:この記事を書いていて思った。
大岡昇平「俘虜記」って、
一人称でかつ、こんな感じで地の文が書いてあるってこと。
PS2:今「サリンジャーと過ごした日々」という本を読んでいる。
こちらも一人称で書かれていて、しかし、もうちょっと今どきな表現になってる。