gomachan-2015さんのブログ
日米の次の投資先は、中国、欧州?(ご参考)
長期・国際分散投資が重要と思います。
さて、日本、米国の次に、狙いの市場はどこでしょうか?
私は、中国・上海に注目しています。
半月か1か月程前、株価急落した記憶がありましたが、現在は、
順調に上海指数が上昇しています。
興味のある方は、”中国株なら俺に聞け” の田代尚機 ・ たしろなおき
TS・チャイナ・リサーチ代表 の翻訳文を参照願います。
私は個別株は不安で、判らないため、上海指数(ETF)を3/末から
運用しています。
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中国製造業、20年後に日本、ドイツを追い越す?!2015年4月 2日
中国が目指す新たな産業発展政策が遂に動き出すようだ。
李克強首相は3月25日、国務院常務会議を主催、“中国製造業2025”の実施を加速し、製造業のレベルアップを実現させるといった方針を改めて示した。
“中国製造業2025”とは何か?
今年の全人代、政府活動報告の中で触れられたので、一躍脚光を浴びた政策である。重要な内容なので、かなり長いが、原文を訳しておく。内容はおおよそ次の通りである。
「“中国製造業2025”を実施し、創業革新を駆動させ、人口知能化を進め、基礎を強化し、省エネ環境に配慮した発展を進めることで、製造大国から製造強国への転換を加速する。財政による補助金政策を行い、減価償却を加速させ、伝統産業の技術改造を推し進める。
有保有圧(消費需要を保ちつつ、投資規模を抑える、経済の質を保ちつつ、成長速度を抑える、政府改革を進めつつ、行政権限を抑える・・・)を堅持し、過剰生産能力を解消し、企業のM&Aを支持し、市場競争の中で、優勝劣敗を進める。工業化と情報化を深く融合させ、インターネット化、デジタル化、人工知能化などの技術利用について開発を行い、カギとなる領域で先手を取ることで、ブレークスルーを勝ち取る。
ハイエンド装置、情報ネットワーク、IC、新エネルギー、新材料、バイオ医薬、航空エンジン、ガスタービンなどの重大プロジェクトを実施し、新産業を主力産業に育て上げる。
“インターネット+”行動計画を制定し、モバイル・インターネット、クラウド、ビッグデータ、モノのインターネットなどと現代製造業を結び付け、電子商務取引、工業インターネットや、インターネット金融の健全な発展を促進し、インターネット関連企業が国際市場を開拓できるよう導く。産業のイノベーションを支援するために、国家は既に400億元の新興産業創業投資基金を設立している・・・」
中国の製造業には、1.イノベーション力が弱い、2.製品の質が低い、3.資源の利用効率が低い上に、エネルギー消費が高く、環境汚染が深刻である、4.産業構造が合理的でなく、低レベルの製品では生産能力過剰が深刻であるが、ハイレベルの製品では力が弱いなどといった弱点がある。
関係者によれば、“中国製造業2025”を実施することによって、こうした弱点を克服し、2025年には中国が世界一の大国となるだけでなく、世界の強国の仲間入りを果たす。そして、2035年には製造技術レベルでドイツ、日本を超える。これが目標の一つであるようだ。
3月25日の国務院常務会議では、具体的な領域として、まず、新世代情報技術、ハイエンドCNC工作機械・ロボット、航空・衛星装置、海洋エンジニアリング設備、ハイテク船舶、先進的な軌道交通設備、省エネ新エネルギー自動車、電力設備、新材料、生物医薬・高性能医療機器、農業機械設備など10大領域の発展に重点を置くことが決められた。
また、会議では、“インターネット+”発展の趨勢に合わせ、情報化と工業化を深く融合させることを中核として、工業基礎能力を強化し、工業水準と製品の品質を高め、人工知能化された製造、環境に優しい製造を推し進めると強調している。
日米などの先進国は、基本的に自由な事業活動の中で、自然に経済発展の方向が定まってくるといった発展方式なのだろうが、中国は全く逆のやり方である。
先に理想的な将来の発展イメージを作り上げ、それを全人民に広く伝え、支援し、リードするといったやり方である。市場が万能であればこのやり方は必ずしも最適な発展ルートとならないかもしれないが、逆に市場が万能でなければ、こちらのやり方の方が、発展が早いだろう。
結果がどうなるかは分からないが、中国がしばらくこうした産業政策を行うということは確かである。全人代、国務院常務会議で明らかにしたことは、その通りに実行しなければならない。
インターネットが流通、金融、製造業などに深く浸透することによって、産業がもう一段レベルアップする。こうした未来像を描くことによって、中長期成長銘柄のイメージが出来上がってきそうだ。
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※1、引用WEB(4/2)・・プラス+面 記事
http://www.trade-trade.jp/blog/tashiro/
※2、中国減速リスク(2/17 週刊エコノミスト)・・マイナス-面 記事
※3、ETFの森
http://558110.info/ETFtoha.html
※4、投資は、自己責任でお願いします。
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野村上証50(1309) SPDR5百(1557) -
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