蝶理は、ミヤコ化学の発行済みの全株式を親会社の化学メーカー、KHネオケムから取得し、完全子会社化するそうです。
買収金額は約102億円で同社の企業買収としては過去最大となり、4月末に譲渡契約を実行するそうです。
ミヤコ化学は基礎化学品や高機能樹脂が国内の景気回復を背景に好調に推移しており、国内市場に強い化学品や合成樹脂を蝶理のアジアネットワークを活用して販売する一方、蝶理が海外調達した商材をミヤコ化学の販売網を使って国内市場で展開するようです。
「相互に補完関係を築き、シナジーを得られる」(蝶理社長)と判断し、企業価値向上や化学品の貿易取引の拡大につなげるようです。
蝶理にとってはWIN-WINの関係になりそうですね。
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