米西海岸で続いていた港湾施設の労使交渉が、暫定合意に達したそうです。
労働契約の更新などが難航し、主要港で昨秋から労働者側が作業を遅らせる行動に出たため、日本との貿易にも様々な影響が出ていましたが、労使は作業の正常化でも合意しており、物流の停滞は解消に向かう見通しのようです。
米ホワイトハウスは、「米経済にとって大きな利益になる」と歓迎する声明を発表し、日本国内の関係企業からも安堵の声が上がったようです。
ホンダは日本から船便で輸出していた変速機や電装品の荷揚げが滞り今月16日から北米工場で主力車種の減産に踏み切っていましたが、「先行きの不透明感が解消された。早く通常生産に戻れるよう努力する」(広報)そうです。
フライドポテトの販売を休止していた日本ケンタッキー・フライド・チキンは、米東海岸からの輸入に切り替え、今月25日から販売を再開することにしているそうです
ただ、輸送コストが増える懸念があっただけに、「正常化したら西海岸にルートを戻したい」(広報)と合意を歓迎しているようです。
けっこういろんな方面で影響がでていたようですね。
関係者の方々はほっとしているでしょうね。
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