数字だけでは見極めできないのがバイオ関連の難しいところです。
四半期ごとの決算も進捗が良ければいいというわけでもない、
進捗が悪いからといって売り材料とも決めつけできない。
昨年円安が進み主力株(輸出関連など)へ目が向いておりバイオは総じて軟調でした。
材料が出ても一時的に上がるもののジリジリ下げる。
そんな展開が続いております。
今日はいきなり円安に進み円は120円へ・・・
しかしここから更に円安が進み続けるのはちょっと無理があると思います。
個人的にはここからはバイオなどの内需ディフェンシブ銘柄、
原油安をメリットにする銘柄がそろそろ損益に反映してくるものと思われます。
あとは来年度予算で注目される銘柄、他材料株ですね。
バイオ関連の直近の決算、動きですが
タカラバイオ(4974)
1月30日に第三四半期決算を発表。 内容は赤字転落。(通期は黒字)
株価はその後下落したものの、持ち直す動きで株価ベースで25日線を上回る。
ペプチドリーム(4587)
2月10日に中間決算を発表。 内容は前期比大幅減益(黒字)
通期では前期比150%近い利益予測。
直後の今日は下落しましたが、1%にも満たない程度です。
そーせいグループ(4565)
本日第三四半期決算を発表。 内容は前期比大幅減益(黒字)
通期では30%越えの増益予測。
バイオ関連は開発や承認の進捗、海外企業との提携の動向など
期ズレが起こったり、増資をするリスクもあり、
その場の数字で判断ができないところがあります。
明日本決算を発表するUMNファーマ(4585)は
画期的なインフルエンザワクチンが4−6月に国内で承認されることで黒字シナリオが描ける。
中国との提携交渉の遅れから前期は12月に赤字幅拡大、下方修正を行っています。
株価は下方修正した12月下旬の2800円付近から戻りつつあり現状は
3300円付近(25日線の下)です。
明日の発表内容によっては再び下落するのか黒字見通しを出して上昇に転じるのか
現状売買高が少ない事から、発表後に大きく振られる可能性が高いと思われます。
個人的には今後も含めてちょっと期待しています☆
まだあまり注目されてなさそうで寂しい感じなのでバイオ関連注目している人がいたら嬉しいです☆