一昨年の7月に、当時悪名の高かったクロニクルが倒産した時は清々したものですが
未だに第二、第三のクロニクルは少なからず存在していると思います。
http://biz-journal.jp/2013/09/post_2917.html
ところで、昨年エナリスの粉飾決算を指摘して話題になった「東京アウトローズ」が
ジャンク銘柄として追っ掛けているのが以下の銘柄です。
確かに過去不適切な会計処理、暴力団との繋がり、刑事事件、借金まみれなど様々な問題を起こし
社会的に信用を失墜させている銘柄ばかりなので、その顔ぶれは成程という印象を受けます。
（以下「東京アウトローズ」のHPよりピックアップ）
1711省電舎、1789山加電業、2315ＳＪＩ、2453ジャパンベストレスキューシステム
3587グローバルアジアホールディングス、3825リミックスポイント、5122オカモト
6079エナリス、6356日本ギア工業、6636SOL HD、6786リアルビジョン
6819ソーシャル・エコロジー・プロジェクト、6838多摩川HD、7522ワタミ、7616コロワイド7708石山 Gateway 7824オプトロム、7616コロワイド、8508Ｊトラスト、9764技研興業
この中で、昨日地熱発電用の用地を大分県別府市を初め6カ所取得したと報じられた
多摩川HDの様に、新しい事業が軌道に乗れば復活に期待もかかりますが
http://www.tmex.co.jp/cms/wp-content/uploads/2015/01/2015press_0129.pdf
民主党時代の負の遺産とも言える太陽光発電に最後の望みを託した企業は
その多くが、何れ市場から消えて行く運命ではないでしょうか。
こうしたジャンク銘柄の中で何社が立ち直り、何社が消滅するかは分かりませんが
所詮現状のままでは、まともな投資家が見向きもしないことだけは事実です。
また個人的にも背筋が凍りそうな銘柄が沢山あります。
例えば債務超過の出口が見えない企業、増資や借金による自転車操業で食い繋いで来た企業などです。
2776クリムゾン、3318メガネスーパー、3372関門海、3779ジェイエスコムHD
3832T＆C HD、4798LCA HD、6891イーター電機工業、7612CWE、7853アジェット
9423フォーバル・リアルストレート、9898サハダイヤ・・・・・他多数
無論この中には、生き残りをかけ必死に努力している企業もあると思いますが
次々に本業を変えたり多角経営の範囲を広げる企業は、所詮何時か消える運命だと思います。
因みに7853の様に、ソフトクリームの販売から太陽光発電事業に変身しようとするケースは
レミングの集団自殺を連想してしまいます。
