昨日のNY市場が下落した原因は
FRBのハト派的なコメントを期待していた投資家の間に失望感が出たためだと伝えられています。
しかし決して利上げ時期が前倒しされるという内容ではなかった筈で
強いて言えばどちらともとれる文言に、市場の思惑が錯綜したのではないでしょうか。
こうなるとFOMCが開かれる度に、声明の文言が株価に大きく影響を与えることになりそうです。
ところで今朝の日記に日経平均がNY市場に連動しなくなったと書いた矢先の今日の下げでしたが
無理矢理買い支えるとシコリが大きくなるだけなので、ある意味良いガス抜きになったと思います。
また、決算が佳境に入るので、株価は素直に国内企業の業績に反応して欲しいものです。
【株式マーケットアイ:ロイター】
日経平均の日足は、上ヒゲを伴う「小陰線」。
安寄り後に下げ渋ったものの、再び売り直される弱い足となった。
終値は5日移動平均線(1万7630円10銭=29日)をわずかに下回っている。
前日の高値(1万7850円59銭)を早期に上回れないと
12月8日高値(1万8030円83銭)と12月29日高値(1万7914円55銭)に続く
トリプルトップ型の天井形成が意識される。
戻り売り圧力は強いとみなければならず、翌日の足が重要になる。
当面の下値は26―27日に空けたマド下限値(1万7471円94銭)がメドになる。
マド埋め程度で踏み止まれないと調整が長引きそうだ。
【今日の主な好決算企業】
6502東芝
6504富士電機
6645オムロン
6794フォスター電機
6911新日本無線
7276小糸製作所
8604野村(自社株買い:4000万株、300億円を上限) など