原油価格の大幅な下落に関して、一部で欧米諸国のロシアに対する経済制裁
或は、サウジアラビアとカタールの対イラン、ロシア攻撃ではないかとの指摘もある様ですが
中東の原油輸出国が、自国の利害を損ねてまで、そんなリスクを負うかと云えば少々疑問が残ります。
しかし本当に原油価格が国家間の争いの道具に使われているとすれば
少なくとも原油価格の低迷はかなり長引くと思われます。
また現在株価が下落している理由が原油価格にあるとすれば
それは原油相場の中心的存在であるヘッジファンド「CTA」が大きな損失を抱え
株式市場に介入している可能性も考えられそうです。
何れにしても大幅な原油価格の下落でマネーフローに変化が生じていることから
商品市場、為替市場、株式市場、さらには新興国に対する投資マネーが等引き上げられ
金融市場の混乱が暫く続くことは避けられない状況だと思います。
これで年末年始の株式市場がご祝儀相場になる可能性は殆ど無くなりましたが
中でも東京市場に関しては、追加緩和による株価の急騰で
10/31の高値16534円と11/4の安値16721円の間に窓が開いており
日経平均は、今週中にでもこの窓を埋めに行く可能性が高まった様な気がします。
さらには75日線に当る16316円までの調整も充分有り得ると思いますが
マネーフローの状況次第では、それも通過点になるかも知れません。
(今日の売買)
NK225mini 買い建て17820円 ➡ 17770円 (損切り)
3653 モルフォ 一旦利確後、6200円で買戻し
6670 MCJ 500円、510円で追加買い(ナンピンとも言います)
その他の銘柄は継続保有です。