多くの企業が冬のボーナスを支給して最初の日曜日となる7日、東京都心の百貨店や家電量販店は買い物客らでにぎわったようです。
円安・原油安などを背景に企業業績の改善期待が高まる中、ギフトや家電など一部の高額品の販売が上向いてきたものの、今春の消費税8%への引き上げや食品の値上がりで「生活必需品以外への支出は極力抑えている」との消費者も少なくないのが実情で、個人消費の回復ペースは緩やかなようです。
百貨店では、クリスマスプレゼントや歳暮などギフト商品の販売がおおむね好調で、高島屋日本橋店のギフト売り場では、高額の菓子や酒を買い求める消費者の姿が目立ったそうです。
中でもウイスキーは前年同期の3倍の売れ行きで、NHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」の人気も後押ししているようです。
今年の特徴は、贈答用に加えて自分へのご褒美として購入する「自分買い」の動きが広がっていることで、販売個数の増加に寄与しているそうです。
家電量販店でも、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4Kテレビ」など高額品への関心が高く、ビックカメラ池袋本店では、家族連れらが従来製品と画質を見比べながら、4Kテレビを品定めする姿が見られたそうです。
経団連が11月中旬に発表した冬のボーナスの集計によると、大手企業の平均妥結額は昨冬比5.78%増の89万3538円で、円安効果が大きい自動車や電機など輸出関連の製造業の伸びが目立つものの、非製造業の一部や中小企業にまで十分に景気回復の波が及んでおらず、消費者の節約志向は根強いとの指摘もあるようです。
私はまだボーナスがでていない(たぶん)ですが、ボーナスがでたら、まず家族と外食に行く予定です。
8233:964円、3048:1,073円