ゼネコン4社の決算は工事量増加で全社増収も利益明暗で2社減益

TAROSSAさん
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建設大手4社の平成26年9月中間連結決算が出そろい、工事量の増加で売上高は全社が増収を確保し、受注時採算の向上で大林組と清水建設が増収増益となった一方、鹿島と大成建設は減益で明暗を分けたようです。

 

大林組は売上高と各利益が中間期として過去最高で、原田副社長は「土木で大型の不採算工事がなくなり、建築の利益率も回復してきた」と話したそうです。

 

最終利益が過去最高だった清水建設も国内の建築工事で採算が改善、土木の利益率も前年同期を上回ったそうです。

 

一方、鹿島は「一部の大型工事で施工計画や工程計画が想定通りに進まず、追加費用や人件費高騰の影響が生じた」(高野専務)ことを主因に、6割近い営業減益となったそうです。

 

大成建設は土木の利益が前年同期に膨らんだ反動で減ったほか、マンション販売子会社の販売戸数減少も影響したようです。

 

建設会社は儲かっているかと思っていましたが、そうでもないんですね。

 

1802:758円、 1803:822円、 1812:481円、 1801:611円

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