井村屋グループが7日発表した2014年9月中間決算は、売上高が前年同期比1.2%減の172億円、本業のもうけを示す営業利益が同3.8%減の2億円で、夏場の主力商品「あずきバー」が振るわなかったことが響いたようです。
あずきバーの売り上げは前年同期を約14%下回り、発売40周年を迎えた昨年に販売を強化した反動に加え、夏場の天候不順が足を引っ張ったようです。
燃料費や電気代、豚肉などの原材料費も膨らみ、営業利益も押し下げたようです。
ボイラー新設への国の補助金を特別利益として計上し、最終的なもうけを示す純利益は同68.9%増の2億円だったそうです。
秋以降の主力となる「肉まん」「あんまん」は今年50周年を迎え、販売キャンペーンを展開中で、寺家社長は「原材料高騰などの減収要因を吸収し、(前年実績を上回る)通期の目標を達成したい」と話したそうです。
「肉まん」「あんまん」が売れるためには、寒くなった方がよさそうですね。
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