新日鉄住金が相次ぐ事故により320億円の損失が出る見込み

TAROSSAさん
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新日鉄住金は、名古屋製鉄所で火災などが相次いだことから、2015年3月期に320億円の損失が出る見込みだそうです。

設備を直す費用に加え、鉄をつくるのに欠かせないコークスを外部から購入する費用もかさんだようです。

 

発生した黒煙に含まれるすすで輸出向けの新車を汚したことに対する、トヨタ自動車への補償費も含んでいるそうです。

 

名古屋製鉄所では1月から4回、停電に伴い黒煙が発生しており、9月に火災が起きて15人が重軽傷を負ったコークス炉は、いまも原因調査中で再開できていないそうです。

このため、コークスの一部を別に調達しているそうです。

2014年3月期にも80億円の損失を出し、損失額は計400億円に達しており、9月の火災の分がこのうち220億円を占めるそうです。

 

ただ、これまで公表していなかった通期の連結業績予想については、売上高は前期比2.4%増の5兆6500億円、最終利益は3.0%増の2500億円を見込んでいるそうです。

 

事故による損失を飲み込みましたね。

 

5401:275.5円、7203:6,260円

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