こういう懐かしい曲が忘れられない。
英語のリスニング能力がほとんどないオイラにとって、
若い頃にこの曲を聴いたとき、
これはきっと不景気を歌った曲なのだろうと思ったりしていた。
ボズ・スキャッグスはきっと蓄膿症で、
「不景気でやってらんねー」という歌詞なのだと思っていたりした。
カラオケをするようになって、
この曲をたまに歌うのだが、
出だしのキーを間違うと、サビの声が出なかったりする。
https://www.youtube.com/watch?v=g0aZfjYueRs
★「Hard Times」 Boz Scaggs
単調な作りなのだけど、今聴いてもなかなかイイ。
紹介したユーチューブは、絵的センスがなかなかイイ。
でも、日本語訳はあんまりセンスが良くない。
「落っこちていく」というのが、特にいただけない。
結局、歌詞の内容は、あらがえない恋に落ちてしまった人の心境。
飲み屋などで、
これからどーなるかわからない異性(あるいは同性?)を目の前にして、
この「Hard Times」を歌ったりなんかすると、
ひょっとして密かな恋心が通じたりするかもしれない。
英語の不得意な相手だとしても、
このユーチューブを帰ってから見るように伝えれば、
歌詞の内容がわかるので、その方向でも利用できよう。
それから、最近は年がら年中、アレルギー・シーズン。
花粉症や風邪などで鼻が詰まってしまったけれど、
飲み屋でどーしても歌わなければならないという状況の時、
元々蓄膿ボイスであるボズ・スキャッグスの歌は、まことに有用なのであった。
うまく歌えると、
「あなたって、モノマネがすごく上手」となること請け合いだ。
PS:別の曲で、ブラジル人とベトナム人の女性を落としそうになったことがある。
もちろん酒に酔った勢いと、英語がよくわかんない相手だから通用した話だけど。
(英語巧者な相手だと、発音やら何やらつっこまれ放題だろう)
ブラジル人の場合には、そーなりそうになった翌日に大震災が来てしまった。
神社で不思議な体験をしたと伝えていたので、
「これはきっと祟りなんだ」と思ったらしく怖がったのか、未遂となってしまった。
スペインママの話だと、なんだか店で暴れたりして、すごく荒れていたという後日談を聞いた。
ブラジルと日本とで日本人との結婚歴が2回あり、こどもが都合4人いるとも言っていた。
(まだ若い人だったし、その話がどこまでホントウか、わからないけれど)
それを聞いたら、今度はオイラの方が怖くなってしまった。
そんなこんなで、
ボズ・スキャッグスの曲は今でも、なかなかバカにならないのだ。
PS2:それから、この歌詞は一人称で歌われている。
To不定詞の語り方などからみても、英語に馴れるのに都合の良い歌詞だと思われる。
小説の研究を始めるまで、人称なんて考えたことがなかった。
英文法で、あれほど人称、人称とやっていたのはなんだったのか。
今頃、それに気がつくなんて。
過ぎ去りし時間は、もう戻らない。
日本の英語教師は、人称による小説の書かれ方を初っぱなに教えてみると、
生徒の英語向上力が、少し変わってくるかもしれない。