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神鋼環境がミドリムシの量産技術を確立し食品向けに供給へ

神戸製鋼所の子会社で環境装置大手の神鋼環境ソリューションは、栄養素などを大量に含むミドリムシ(ユーグレナ)の量産技術を確立したそうです。

小さなフラスコを使った培養が一般的でしたが、1㎥(1000ℓ)の培養槽で安定して量産できるようにしたそうです。

2016年度にも食料品向けに供給し、その後はジェット燃料などとしても売り込むようです。

 

同社が量産に成功したミドリムシは他社が研究開発するものよりも増殖速度が重量ベースで2倍以上で、水槽にブドウ糖をとかしながら育てる技術を採用し、天候に左右されず深い大型水槽でも培養できるそうです。

太陽光で光合成をさせながら育てる場合と比べて、単位面積あたりの生産量は数百倍になる見通しで、顧客企業には1㎏単位でサンプルを供給できるようになったそうです。

 

神鋼環境は培養方法や水槽の設計などの改良を続け、2015年度には10㎥の大型培養槽で量産を目指すそうです。

ミドリムシにはアミノ酸やビタミンなどが多く含まれており、食品や化粧品の原料として販売していくとのことです。

 

ミドリムシは油脂分も多く含み、将来はジェット燃料に使える可能性があるとされており、国内外のベンチャー企業などが量産技術の開発を急いでいますが、現状では価格がジェット燃料の2倍以上で、生産コストの低減が普及への課題になっているそうです。

 

価格がジェット燃料の2倍以上というのは、まだまだ高いですね。

量産技術を確立し、コストダウンできるといいですね。

 

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6件のコメントがあります
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    jojuさん
    2014/9/9 02:27

     政府資金を投じてるのにメンツ丸つぶれですね、、ユー●レナ。

     でもミドリムシのバイオ燃料はペイしないでしょうね。

     CO2削減ならば原発のほうがずっと良いし。

     冷静になって反原発カルトが収まる日もそう遠くないでしょう。

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    yoc1234さん
    2014/9/9 07:02

    おはようございます。


    良い取り組みなんですが、将来展望が甘かったようですね。


    霞ヶ浦の藻類を乾かして、燃やしたところで知れています。


    ブドウ糖では高すぎて、餌が問題ですね。


    結局穀物由来では、限界が。



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    mituisanさん
    2014/9/9 07:54

    反原発は、感情論ですからね。関わらずに、推し進めていくのが一番でしょう。原発は存在しているだけでコストがかかるのですから、経済効率性のある代替燃料を用意する見通しが立ってから、減らしていけばいいんです。設備は維持、でも使わないが一番愚かなことですから。ユーグレナは、地球規模での人口増に対する抑制をかける方針を国連が打ち出さない限り、技術革新で単価を下げていくことで実用化していくでしょう。しばらくは、富裕層の嗜好品で消費してもらい、その間に大衆化をはかるんでしょうね。日本の場合、農業・漁業の近代化が急速に進んでいるし、商社の活躍で世界中の食品が店頭名にならぶので、早急の必要性としてユーグレナはないでしょう。嗜好品や健康食品なら高価な売買が成立するので、それでいいんじゃないでしょうか。

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    TAROSSAさん
    2014/9/9 23:44

    jojuさん こんばんは。

     

    現状の価格では燃料としては買ってもらえないでしょうね。

    どこまでコストが下げられるか(もしくはガソリン価格が高騰するか)にかかってくるでしょうね。

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    TAROSSAさん
    2014/9/9 23:45

    yoc1234さん こんばんは。

     

    良い取組みというのが評価されたのか、今日はストップ高になりましたね。

    イメージ先行にならなければいいですね。

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    TAROSSAさん
    2014/9/9 23:48

    mtuisanさん こんばんは。

     

    コストが下がらなければ、使う人は限られてくるでしょうね。

    今現在は早急な必要性は感じませんが、単価を下げて実用化されるといいですね。

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