表題の件について、
番組の終わりに視聴者アンケートが発表された。
70%以上が、失敗だと答えた。
竹中平蔵、自民党・佐藤議員、ほか自民党支持者に失望の色が浮かんだ。
失敗の理由として、
一部の人たちにしか恩恵がない、中小企業は苦しいなど挙がっていた。
なお、消費増税については、
「私は反対だった」と竹中は語った。
けれど、「政治的には仕方のない選択だった」としていた。
米国債を買えと米国から言われたからだとは、言っていなかった。
自民党筋も民主党筋も、
結果的に消費増税は失敗だったと思っているようだ。
ロンドンの新聞では、アベノミクスは評価が高いのだと番組内で証言があったが、
某ネット筋ではフイナンシャルタイムスがそれを酷評している上、
自民党政府の右傾化を嘆いているという。
次回の消費増税については、
見送りの可能性を菅官房長官が語っているという、
彼と接触したジャーナリストの証言があった。
聞き捨てならなかった発言として、
「中小企業はどんどん淘汰すべきである」というベクトルの経済活性論を、
自民党筋が意気込んで語っていた点である。
死に体の中小企業が生き残っているから、経済が活性化しないのだという論である。
この証言によって、自民党筋は大企業筋のことしか考えていないことが、
元々わかっていたのだけれども、より一層、明らかになったわけだ。
これからも大企業は、せっせと自民党へ献金するのだろう。
森永卓郎は、そんな中、ヘラヘラと笑いながらも鋭い突っ込みを盛んに見せてくれた。
彼の書籍は、これからも売れ続けることだろう。