帰宅後、改めてチャートをチェック。
TOPIX指数は結構強めなのだが、銀行業指数は上値が重い感じ。
ボラが拡大した影響で、
きつめのストップが引っ掛かりまくったのが大きかった。
上がっているのに、買っても買ってもロスカット。
下がっているのに、売っても売ってもロスカット。
不思議なほど、よく引っ掛かった(汗)。
この、人間の反応速度を超えた不思議な動き、
要はアルゴ君なのだろうが(笑)。
パターンらしき物をメモっておく。
・新規注文に近付いて来る。
揉み合っているレンジの境界に新規注文をおくと、食われる。
返済注文とストップロス注文を人質に取られるので、
自分から新規注文を近づけないよう注意が必要。
・返済注文や逆指値注文から逃げて行く。
揉み合っているレンジの境界に返済注文をおくと、離れて行く。
損切りの場合はスパッと切らないと、ズルズルと持って行かれる。
利食いの場合も一気に丸呑みしないと、薄利撤退になったりで悲しい。
・大量の売買注文が入った時は、レンジ境界まで滑る。
大口の売り注文の時には、あっと言う間に買い板が消滅し、
結果、レンジ下限で大量の買い約定となる事が多かった。
新規の買い約定か、返済の買い約定かによって、
その後の動きにも影響すると思われる。
この場合、指値を近づけなくても、レンジの境界で待っていれば、
約定するチャンスが結構あるという事でもある。
大口の買い注文の時には、逆になる。
・上昇がしばらく続くと、上の方に返済売り注文が貯まって来るらしく、
心理的節目の手前で売り崩してくる。
同時に貯まっていたトレイリングの売り注文が利用される事が多い。
売り注文が粗方出尽くすと、再度高値を更新して行く。
直前の下げの過程で追随して来た売りポジの返済買い注文を、
当然のように利用して来る。
下落がしばらく続いた場合は、逆の手順。
以上、今回やられまくった主なパターン。
他にもたくさんあるのだろうが、そのうち実際に遭遇すると思う。
新規注文や返済注文、逆指値がどこに貯まっているかは、
相手に筒抜けなので、必ず弱い所を付いて来るはずである。
逆にそこがトレードチャンスなると思う。
おやすみ。