日立金属は、世界最大手の鉄鋳物メーカー「ワウパカ ファウンドリー ホールディングス」を米投資ファンドから買収し、完全子会社にするそうです。
買収額は13億ドル(約1330億円)で、10月中にも手続きを終えるようです。
ワウパカの2013年9月期の売上高は、17億ドル(約1780億円)で、米国の自動車メーカーに、ブレーキの部品などを納めているそうです。
日立金属はエンジン部品が得意で、今後の成長が期待できる自動車部品を強化してきており、今春には、日系自動車メーカーと取引があるインドの鉄鋳物メーカーも傘下におさめたそうです。
小西会長は、「ワウパカは優れた生産技術を持ち、学ぶところの多い会社だ。買収の利点は大きい」と話したそうです。
高い買い物にならないといいですね。
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