ホンダが早くも通期業績を上方修正し営業利益は7700億円

[TAROSSAさん]

ホンダが発表した今４～６月期連結決算は、最終利益が前年同期比19.6％増の1465億円となるなど、大幅な増収増益となり、これを受けて、早くも通期（2015年３月期）業績予想を上方修正、最終利益を期初予想より50億円多い6000億円（前年同期比4.5％増）へと増額したそうです。

 

通期予想については、円安ドル高が進んだ４～６月期の為替環境を反映したもので、営業利益は前回予想に比べ100億円多い、前年同期比2.6％増の7700億円に修正したそうです。

今４～６月期の売上高は5.4％増の２兆9882億円、営業利益は前年同期比7.1％増の1980億円だったそうです。

メキシコ工場などの立ち上げによる減価償却費の増加を、日本やアジアの四輪車新車投入などで補ったようです。

 

同日会見した岩村副社長は、「国内販売の消費増税による反動減は当社は軽微。夏以降は回復するのではないか」との見通しを示し、期初に計画した初の100万台超え（小売りベースで103万台）に自信を示したそうです。

 

ホンダに限らず、上方修正する（発表しないまでも結果的に業績予想を上回る）企業は増えるかもしれませんね。