病院など医療機関で原則禁止されてきた携帯電話の使用が8月にも一部緩和されるようです。
総務省や携帯電話会社などで組織する「電波環境協議会」が、患者が入院する病室などでの使用を認める新指針案をまとめ、携帯の電磁波が医療機器に影響を与える恐れがあるとして、医療機関内では電源を切ることも求めていましたが、最近の携帯は電磁波が弱まっていると判断したようです。
新指針案は、病室について、医療機器への影響が少ないとして、メールやインターネットの使用を認め、通話も認めますが、人数が多い場合は使用を控えるなどの配慮を求めたそうです。
診察室も、メールの受信などのために電源は切らなくていいですが、メールの送信やネットの閲覧は控えるなどの配慮を求め、通話は引き続き禁じるそうです。
電磁波の影響が心配な機器から携帯を離す目安は「1メートル程度」とし、待合室や食堂、廊下などは、通話、メール、ネットのいずれも認めたそうです。
一方、手術室や集中治療室、検査室などは、生命にかかわる機器が多いとして、従来通り使用を禁じ、電源も切るよう求めたそうです。
今までが過剰に反応していたように思います。