2014.6.11
丸紅株式会社
国立大学法人 東京大学
三菱商事株式会社
三菱重工業株式会社
ジャパン マリンユナイテッド株式会社
三井造船株式会社
新日鐵住金株式会社
株式会社日立製作所
古河電気工業株式会社
清水建設株式会社
みずほ情報総研株式会社
福島復興・浮体式ウィンドファーム実証研究事業(第2期)の進捗について
丸紅株式会社(プロジェクトインテグレータ)、東京大学(テクニカルアドバイザー)、三菱商事株式会社、三菱重工業株式会社、ジャパン マリンユナイテッド株式会社、三井造船株式会社、新日鐵住金株式会社、株式会社日立製作所、古河電気工業株式会社、清水建設株式会社および、みずほ情報総研株式会社からなるコンソーシアム(「福島洋上風力コンソーシアム」)が2012年3月に経済産業省より受託しました「浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」に関し、第2期工事のうち7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備用浮体1基の建造作業が完了しました。
第2期実証研究事業の進捗状況並びに今後の予定は下記の通りです。
1.第2期工事概要
7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備および海底ケーブルの設置
2.現時点までの工事進捗状況
<7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備>
三菱重工業長崎造船所にて、浮体の建造完了。長崎造船所岸壁に係留中。
三菱重工業横浜製作所にて、風車の部品調達および製作中。
<海底ケーブル>
古河電気工業千葉事業所にて、洋上サブステーションと7MW浮体式洋上風力発電設備間の送電システムである特別高圧ライザーケーブル製造完了。
楢葉町沖に既設の洋上サブステーションにて特別高圧ライザーケーブル接続準備中。
3.今後の予定
※気象・海象条件等により、スケジュール変更が生じる可能性があります。
<7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備および海底ケーブル・敷設>
6月上旬~8月下旬 実証研究実施海域におけるアンカーチェーンの設置
6月中旬~8月下旬 海底ケーブル敷設・埋設
12月上旬~ 福島県いわき市小名浜港での浮体への風車搭載・組立および、楢葉町沖への曳航・設置
三井造船で作られた巨大な建造物。
黄色とグレーで色分けされた3本の柱の高さは32メートル
この上に載っているのがさらに巨大な風車で、直径は80メートル、出力2,000キロワットの風力発電施設です。円筒形の柱が船と同様に、水に浮くように作られているので、このまま海に浮かべた状態で風車を回して発電します。
東日本大震災からの復興に向けた経済産業省による実証実験の一環