東京市場は遅ればせながらの金融相場だという声も聞こえますが
現在TOPIX8連騰中(今年のタイ記録)、JQ10連騰中、マザーズ10連騰中(何れも今年の新記録)
一体何が起こったの?というくらいド派手な連騰が続いています。
恐らく年金基金や郵貯資金の流入と、それに期待する国内勢の買いが主流ではないかと思うのですが
日本の機関投資家は安い時にしか買わないこと考えると
既に先月から買い込んでいる可能性も充分あるのではないでしょうか。
ただ国内の個人投資家は麻生財務大臣の作戦にまんまと嵌り
6月に年金基金が買い始め、上昇相場はまだまだ続くと考えている様な気がします。
それにしても麻生さんという人、なかなかの策士ですが、実に解かり易い人物でもあります。
因みに、この上昇相場で、昨秋から日経平均の影に隠れ軟調だったTOPIX銘柄から
評価不足の銘柄が物色されるのは良いとしても
新興の連騰には少々違和感を覚えます。
新興株はクソ決算の常連銘柄や、期待が大き過ぎた銘柄が売り込まれましたが
値動きの良い好需給銘柄は早々と買い戻されています。
ただ過熱感は否めませんし、このまま上昇を続ければ
次の四半期決算で再び多くの犠牲者が出るのではないかと心配です。
そろそろ連騰の反動が起こるのか?
日経平均が15000円を超えて国内の機関投資家は買って来るのか?
NY市場もやや過熱気味ではないのか?
・・・などと不安要素も多い中、株価は慣性の法則に従い上昇トレンドをまっしぐらです。
今日も取り敢えずCMEに鞘寄せし、日経平均は15000円を突破しそうですが
果たして「もうはまだなり」なのか、「まだはもうなりなのか」 、答えは近々出ると思います。
無論私は安く買い戻したいので調整希望ですが (^_^;)