日産自動車は、高級スポーツセダン「スカイライン」に、資本提携先の独ダイムラーから調達した排気量2000CCターボエンジンを搭載したモデル「200GT-t」を追加し、6月5日から発売するそうです。
ガソリン1リットル当たりの燃費性能は13.6キロで、価格は383万4000~456万8400円だそうです。
2月に発売した新型スカイラインはこれまでハイブリッド車(HV)のみの設定でしたが、今回のターボエンジンは、ダイムラーの「メルセデス・ベンツEクラス」に搭載されており、また、燃費性能が18.4キロ、価格が462万4560~569万5920円のHVモデルに比べれば価格面で割安感があるようです。
新たに採用した電動油圧パワーステアリングは、電子制御でモーターの回転速度を変え、油圧ポンプを調整して操舵力を変化させる仕組みで、低速域ではマイルドな、高速域ではスムーズな運転性能をそれぞれ実現するそうです。
今後、日本での発売を皮切りに、米、中、欧州などでも発売する予定だそうです。
今回搭載した2000CCターボエンジンは、秋には日産の米デカード工場(テネシー州)での生産に切り替える予定で、日産は自社生産するとともに、ダイムラーへ供給するそうです。
日産・ルノー連合とダイムラーは、2010年4月に提携しており、3社は、2017年にも手頃な価格のFCVの量産モデルを発売するとのことです。
案外燃費が良いんですね。
7201:920円