TAROSSAさんのブログ
オリエンタルランドが30周年効果で過去最高の業績、投資も積極
オリエンタルランドが28日発表した平成26年3月期連結決算は、「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」を合わせた入園者が初めて年間3千万人を超え、売上高、営業利益、最終利益がそろって過去最高を記録したそうです。
開業30周年記念イベントでの集客が同社の想定以上の規模だったようです。
また、同日発表した中期経営計画で、今後の10年間にテーマパーク事業で5千億円を投資する方針を表明し、ランドでは、エリア一新などの大規模更新を計画、シーでは拡張によって、アトラクション新設なども進めるそうです。
このほか現在の舞浜エリア以外での新規事業を計画するそうです。
前3月期の入園者数は前期比13.8%増の3129万8千人で、1人当たりの売上高も4.5%増の1万1076円を記録するなど、30周年効果が鮮明となっているようです。
売上高は19.7%増の4735億円、営業利益が40.5%増の1144億円、最終利益が37.1%増の705億円で、2年連続で過去最高の業績となったそうです。
今期(平成27年3月期)は「30周年効果が剥落」するため、入園者数は2800万人と通常レベルに戻り、1人当たり売上高も1万620円に減る見込みとのことです。
このため売上高は11.8%減の4176億円、営業利益は同27.4%減の831億円、最終利益は21.3%減の555億円と、減収減益を見込むそうです。
消費税率引き上げ後も、入園者数は堅調で「昨年実績を上回る」そうです。
新たな投資がまた新たなお客さんやリピーターを呼び込みそうですね。
4661:15,790円
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