久々に、藤沢駅南口にあるスナック・カスタムに赴いた。
他界した親父の代から通っていて、オイラはその2代目にあたる。
いつものように入店して、いつものように着席すると、
目の前にポスターが張ってたあった。
どこかでみたことのある芸人の写真と、サイン、カスタムの名、日付。
本年2月と書いてある。
「ねぇねぇ、このやらしい名前の芸人、ホントに来たの?」
そう訊くと、マスターは嬉しそうに答えるのだった。
「一度目はね、落ち込んでいるスナックを盛り上げるという趣向で企画が立っていて、
その一環でここ藤沢にあるスナック巡りをしていて、初めは隣の店が目当てだったんだけど、
そこがたまたま休みだったんだね。
で、私が物欲しげな眼をして佇んでいたら、タマちゃんがうちに来てくれて取材になったんだ。
BSの放送になって、それが切っ掛けでお客さんが少し増えてさぁ」
それから1時間半くらい取材になったという。
しかも、別の日に、今度はまたまたタマちゃんが、別口の取材(週刊誌)できてくれたんだと。
あー、オイラの予選落ちの小説、実はラストシーンがこのスナック・カスタムでね。
その話をしたら、オイラの駄作を読んでくれるって言うんだ。
夜が明けたら、郵送するの。
PS:タマちゃんはね、実は温厚そうに見えるけど、タケシ軍団を2度破門になっているそうだ。
なんだか、酒癖が悪いらしいね。オイラと同じじゃないか。
タマちゃんって言えばね、作家の大道珠貴(だいどうたまき)も3回来たことがあるんだって。
彼女は第128回・芥川賞作家なんだ。
今どーしているのか、みんな心配してた。
引っ越ししちゃったのかな?
たまには遊びに来てよね、タマちゃん。。