ロシアのウクライナに対する軍事介入がついに発生か。
BBCが未確認情報ながら、ウクライナ側の報道として、シンフェロポリ周辺の空港に、ロシア軍機が13機飛来し、2000人の地上部隊が来たと報じている。
一部にはパラリンピック期間中だから大丈夫とか、米露の電話会談でウクライナの領土保全に同意したなどといわれていたと思うが、やはり顰蹙を買ってでも、クリミア半島をすべてロシア側につかせるかちはあるのだろう。
ウクライナがこれほど不安定化して、親ロシア、親EUにかかわらず変革を求めている気運がある以上、こんなチャンスは願っても無いはずだ。
しかも親ロシア派の勢力を使って空港を占拠したというのはロシアにとって軍事的な価値が極めて大きい。
空港に陸上部隊を大量輸送する事が出来るし、3万5000人の兵力を擁するロシア空挺軍も併用すれば短時間に数万の兵力を投入することが可能だ。
オバマや欧州が軍事的に具体的な動きを起こす前に速やかにクリミアを併合する選択肢がかなり現実的だ。
(現実的にはヤヌコビッチを使って、一応別の国という事にして、それをロシア連邦に所属させるという手段が取られると思われる。)