ゆきママさんのブログ
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本日大注目のFOMC金融政策発表、展望予想まとめ
昨日もお話していた通り、本日28:00の(米)FOMC金融政策発表について、直前情報などを踏まえながら展望や予想などをまとめていきたいと思います(∀`*ゞ)
まぁ本日というよりは明日未明といったほうが正確かもしれませんけどね。とりあえず、日本時間で明日の午前4時に発表されるということです。
そして、今回のFOMCにおける最大のポイントはもはや言うまでもなく、QE(量的緩和)のさらなる縮小があるかどうかといった点です。市場ではすでに、100億円の減額が織り込まれつつある状況ですが、果たして・・・Σ(゚Д゚;o)
ここで一旦、前回のFOMCを振り返ってみると、昨年12月18日にテーパリング(量的緩和の縮小)が開始が決定されました。ドル・円の値動きとしては、発表直後こそ乱高下して軟化する場面もあったものの、円安・ドル高が優勢となりました。
また、NYダウは発表直後こそ軟化したものの、超低金利政策維持の基準であったフォワード・ガイダンス(金融政策指針)が変更され、失業率6.5%を下回ってもインフレ率が目標2%を下回ればゼロ金利政策を継続する可能性があるとのことで、早期の利上げ観測が後退し、NYダウは反発しました。
前回のFOMC発表内容&結果⇒【速報】ついにテーパリング開始!FOMCの結果とバーナンキ記者会見まとめ
このような流れの中で今回の発表を迎えるわけですが、すでにご存知のとおり、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙が関係筋の情報として、「さらに100億ドル減額する見通し」と伝えられています。なので、市場の予想の中心は100億ドルの減額とみて間違いないでしょう。
ただし、ここ最近の新興国市場の混乱を受けて、アメリカが緩和の縮小を行うと新興国の資金引き上げ懸念が強まり、再び不安定な相場になるのではないかという見方から、一部には今回は100億ドルを下回る縮小にとどまる、あるいは縮小を見送るのではないかという声もあります。
そして、フォワード・ガイダンスについても、失業率基準を引き下げるのではないかという観測もあり、今回はいろいろノイズの多いことから予想の難しいFOMCとなりそうな感じです(ノ∀`) アチャー
というわけで、今回は直前にいろいろ予想外のことが起こってしまったため、読み難いFOMCとなりそうですが、1つ1つの情報を整理していきたいと思います。
まずは最大のポイントである縮小規模ですが、すでにWSJ紙の発表により100億ドルの縮小が見込まれていますから、基本的に100億ドル以上の緩和とならない限りはドル買いに結びつきにくいかと思います。むしろ、100億ドル未満の減額となってしまうと、失望感からドル売りという可能性も十分考えられます。
その他には、今後のテーパリングが加速するような内容、つまりは景気判断の上方修正などが行われた場合はドル買いになり易いと考えられます。
また、ドル・円相場における最大の下落要因は、なんといっても株安なんですよね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー なので、株安を引き起こすような発表があった場合にはご注意を。特に利上げ時期については、前回の発表でより長期化しそうであるとの観測から株高に結びついていますので、早期の利上げを意識させるような中身となった場合は警戒が必要です。
いずれにせよ本筋としては、まずは100億ドル規模のQE縮小+フォワード・ガイダンスの変更なしという可能性が一番高いでしょう。縮小規模についてはWSJ紙の情報どおり、フォワード・ガイダンスについては前回大きな変更をしたばかりなので、少し様子を見ると考えられます。
この場合はある程度素直にドル買いで反応するものと思われます。ただ、すでに織り込み済みということもあり、それほど大きな値動きにはつながらないかもしれません。104円台、105円台といった水準に突入していくためには、声明文の中で景気見通しを一段と上方修正するなどの材料が必要でしょう。
そして、必ず見ておきたいのはまずはNYダウの動きですね。やはりここまでドル高・株高が相互に作用して上昇する好循環相場が上昇の牽引力となっていましたから、株価が下げていた場合は要注意。ドル高で反応していても、株価の動きに引っ張られて下落してしまう可能性があります。
さらに今回は新興国通貨の動きにも目を向けておきたいところでしょう。アルゼンチンペソやトルコリラ、ブラジルレアル、南アフリカランドなどです。特に緩和縮小が決定すると、資金引き上げ懸念が喚起されることになりますから、ショック的な値動きとなった場合、再び市場全体が巻き込まれることも考えれます(lll゚Д゚)ヒイィィィ!!
展望については大体こんなところでしょうかね。ゆきママの個人的な予想としては、やや上かな~といったところです(A;´・ω・)アセアセ FOMCを無事通過したとしても、また来週にはアメリカの債務上限問題や1月雇用統計もありますので、そんなに極端に傾けにくい相場かと。
なので今回はそんなに大きなチャンスでも無さそうなので、無理して参加する必要はないと思っています。時間も時間ですし・・・まぁ余裕があれば別ですが。基本的にゆきママも今回はスルーで寝てしまうでしょう(。-ω-)zzz…
それではここからはいつものように、昨日今日のドル・円相場について振り返っていきます。昨日の海外市場は、1ドル=102.60~103.20円台での値動きとなりました。欧州市場では、新興国通貨の下落が一服したこともあって、欧州株は堅調推移。その他、日経先物やNYダウにも買いが入ってリスクオフ(回避)モードから立ち直って、ドル・円も強めの値動きが続き103円台を回復しました。
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