1/28(火)WBS「トレンドたまご」にて、
帝人系の開発チームが制作したICタグシステムを視た。
電波を感知する方法に、シートを採用していたのにちょいと驚いたが、
現行制度で模索すれば、帝人チームの構想はしごくまともなもの。
全体的には、近視眼的でダイナミックさに欠けていると思う。
従って、紹介された現行システムでどのような特許を取得しようとも、
その後を追いかけてくる技術に淘汰されるだろう。
オイラの考えている理想は、もっとダイナミックだ。
ダイナミックすぎて、異業種産業の技術や政治力を利用しないといけない。
例えば前者では、ホンダやトヨタの有している技術。
詳細は今書けないけれど、投稿した小説を読んでもらえればすぐにわかると思う。
(落選したら、お仕舞いだけど)
後者に絡めては、佐藤亜紀は小説を書く時の注意事項として、
政治の話が入ってきたら、それは通常の小説ではなくなると書いていたが、
政治力がなければ、オイラの言っていることは実現できないので書かざるをえなかった。
この点も、ダメだった時には落選理由に当たるのかも知れない。
オイラの書いた小説の副テーマとして、
「特許とはなんぞや」ということに触れている。
各社が抱えている自社特許に縛られている限り、
ダイナミックな発明は生まれにくいと考えている。
だったら、それをブレイクすればイイだけのことだ。
営業面では、いろいろな業界でコラボレーションするのが流行っているが、
是非それを特許にも応用すべきだ。
そうやって生まれた新技術は、ダイナミックになるだけでなく
一社だけで行う発明より訴訟対策にもずっと強くなる。
少し考えてみるだけでも、いろいろなメリットが生まれてくる。
期限切れ関連の特許は883件あると、かつて書いたが、
この883件すべてから訴訟を起こされるとは思えないが、
あるIT会社がその特許でシステムを開発した場合、
それ相応の訴訟を覚悟しなければならない。
だからみな、二の足を踏んでいる状況だ。
だったら、そんな状況をブレイクすればイイだけのことだ。
もっと具体的に、どう工夫してブレイクするのかは、小説が通ってからのお楽しみだ。
(確率は低いかも知れないけれど)
PS:そういえば日本のIT業界は、
呉越同舟となって富士通総研の開発した新技術に結集しているらしい。
これはオモロイと思う。こんな調子でイイと思う。