ルネサスが成果主義を徹底し人件費を年間100億円削減へ

TAROSSAさん
TAROSSAさん

ルネサスエレクトロニクスは賃金体系や人事評価制度を見直し、10月から成果主義を徹底した仕組みに改める計画で、年間100億円程度の人件費削減を狙うようです。

工場や開発拠点の統廃合や人員削減と合わせて構造改革を加速させるようです。

 

労働組合に制度見直しの考えを伝えており、2月に労使間の専門委員会を立ち上げ、具体的な中身を詰める予定だそうです。

競合となる国内製造受託会社の賃金水準などを参考に、賃下げを視野に入れており、成果に応じた支給額の幅をこれまで以上に広げる考えのようです。

 

同社は国内14工場のうち5工場の閉鎖を計画しており、設計開発拠点の閉鎖なども進め、2015年度末までに国内従業員の4分の1に当たる5400人を削減する方針だそうです。

残った従業員に対しては賃金を見直すことで人件費圧縮を進め、経営再建を目指すようです。

 

年間100億円の人件費削減とは、すごい金額ですね。

 

6723:564円

関連銘柄
ルネサス
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
TAROSSAさん

イマージさん こんばんは。

 

あくまでも想像ですが、各社員が目標設定をして、その目標を上司が精査(高めの目標となるんでしょうね)し、達成度合いを厳しく査定するんでしょうね。

 

消滅しないことを祈っています。

こんばんわ

 

一体ルネサスでどうやって成果を見るのでしょうね?

営業主体で売上を増やす不動産のような業種なら分かりますが、ルネサスは生産規模自体縮小するわけですから、成果など出しようがありません。

 

ルネサスが持ち直すには強気の値上げしかありません。

少量生産で儲けが出ないマイコンを他社が受けるのは難しいでしょうからね。

 

それでも切り替えられてしまった時は仕方がありませんから、生産量を減らすことになりますが、リストラはその後に考えればいい課題なのです。

 

旧親会社から出向してきた無能な経営者は、顔色ばかり伺って安い価格で請けるのを止めようとしないのです。

 

このまま人材が流出すれば技術開発が行えず本当に消滅してしまうかもしれません。

TAROSSAさん

りす栗さん こんばんは。

 

成果主義を導入している企業は多いですね。

ただ、たしか富士通だったかと思いますが、成果主義を積極的に導入したものの、再転換した企業もあるようですね。

 

ルネサスは成果主義強化という名のもとのコスト削減で、かなりの人にとっては厳しいでしょうね。

りす栗さん

TAROSSAさん、こんばんは。

 

TAROSSAさんは、よくご存じのことと思いますが、振り返ってみれば、各社で昭和の最後の年のころあたりだったか、成果主義を入れだしましたよね。

バブル崩壊というやむを得ない事情もあったとはいえ、欧米的な方法は、その後、何年かしてから、どーも日本文化になじまんなーって言いだす会社もありました。

そんなこんなの時代を経て、とうとう成果主義を強化って時代に突入するのですか。

「そんなん、あかんわー」って断じるのは簡単ですが、ちょっと見守って見ましょうかね。個人的には、ルネサスますます売り勝負したくなっちゃう情報ですが(^^)。

TAROSSAさんのブログ一覧