ルネサスエレクトロニクスは賃金体系や人事評価制度を見直し、10月から成果主義を徹底した仕組みに改める計画で、年間100億円程度の人件費削減を狙うようです。
工場や開発拠点の統廃合や人員削減と合わせて構造改革を加速させるようです。
労働組合に制度見直しの考えを伝えており、2月に労使間の専門委員会を立ち上げ、具体的な中身を詰める予定だそうです。
競合となる国内製造受託会社の賃金水準などを参考に、賃下げを視野に入れており、成果に応じた支給額の幅をこれまで以上に広げる考えのようです。
同社は国内14工場のうち5工場の閉鎖を計画しており、設計開発拠点の閉鎖なども進め、2015年度末までに国内従業員の4分の1に当たる5400人を削減する方針だそうです。
残った従業員に対しては賃金を見直すことで人件費圧縮を進め、経営再建を目指すようです。
年間100億円の人件費削減とは、すごい金額ですね。
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