本日の日銀・金融政策発表&黒田総裁会見まとめ

[ゆきママさん]

 

まぁ今日は予想通りの結果でしたね。日銀や黒田総裁からの消費増税の際に行われるであろう追加緩和の情報というのは出てきませんでした。少し寂しい内容になってしまいましたが、心配された海外勢の動きというのは今のところそれほど見られていません。

それではまず、（日）日銀・金融政策発表について振り返っていきたいと思います(∀｀*ゞ)

■12:20（日）日銀・金融政策発表（要旨）

・資金供給量（マネタリーベース）を年間60～70兆円増加させる（据え置き）

・わが国の景気は、緩やかに回復を続けている（据え置き）

・このところ消費税率引き上げ前の駆け込み需要もみられている

・（物価上昇率は）しばらくの間、1％台前半で推移する

・必要な時点まで量的・質的金融緩和を継続する

まさに想定の範囲内ですね(b´∀｀)ﾈｯ! 当面の金融政策は現状維持となっており、前回と内容はほとんど同じになっています。インパクトというのはそれほど無かったですが、やはり期待感剥落といった動きはあり、発表直後は株価とともに徐々にした押しされて、104円台を割り込む場面も見られました。

まぁ先行きの物価上昇率は、「しばらくの間（消費増税分を除いて）、1％台前半で推移する」としており、従来の「プラス幅を拡大」との見通しを変え、物価上昇ペースが一服するとの見方を示していることから、今後の追加緩和をちょっぴり予感させるような部分もあるにはありますヽ(´o｀；ﾓｼﾓｼ?

その他の細かい変更点については、海外経済について「一部になお緩慢さを残しているが、先進国を中心に回復しつつある」と判断し、前回の「全体として緩やかに持ち直している」から表現を強める格好になっています。

■15:30～（日）黒田日銀総裁会見（要旨）

・（2%の物価安定目標について）手応えを感じている

・リスクが顕在化しなければ現在の金融政策を続けていく

黒田っちの会見についても予想通りというか、特に目新しい材料はありませんでした。まぁ上記の発言を見る限り、早い段階での追加緩和は期待できそうにもなく、これらの発言が伝わった後にドル・円がやや下落する場面もみられました。

また、企業の景況感に比べ、家庭内の景況感が追いついていないことなどに触れ、なかなか賃金が上がってこない実態を浮き彫りにしています。「ベースアップについて注視する」という発言はあったものの、具体策はなし。もう少しこういったところも踏み込んだ発言があると庶民的には助かるんですけどヽ(`Д´)ﾉﾓｰ!

とまぁ今日の内容についてはこんな感じでした。本当に想定の範囲内といった中身で、新情報はありませんでした。値動きの材料にもあまりならなそうなので、相場的には再び材料探しといったところなのかもしれません。

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そしてここからは昨日今日のドル・円相場についてまとめていきます。昨日の海外市場は、1ドル＝104.00～104.70円台で軟調な値動きとなりました。欧州市場では、高値での値動きが続きました。東京市場の流れや米長期金利が上昇する中で、徐々に上値を伸ばして高値を更新。しかしながら、伸び悩んでモミ合いとなりました。

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